母の笑顔はやさしい。自分が落ち込んだ時、屈託のない笑顔に何度も救われたものだ。それだけで満足だったはずなのに…。一度の過ちが親子の関係を微妙に歪めていく。暖かい口、少しふくよかな艶かしい体、エスカレートしてゆく欲求。もう僕は母から抜け出せない…。